公平性に関する宣言(ポリシー)について
当社は、ISMS・QMS 等のマネジメントシステム審査・認証サービスを提供する審査機関として、審査・認証活動における公平性・中立性・独立性を最優先事項の一つと位置づけ、次のとおり公平性を確保する。
(1)トップマネジメントのコミットメント
最高経営層は、公平性の重要性を明確に認識し、公平性を脅かすいかなる商業的・財務的・その他の圧力も排除することを約束する。 公平性が損なわれるおそれがある場合には、利益よりも公平性の維持を優先する。
(2)組織の独立性と利害関係の管理
当社は、審査対象となるマネジメントシステムに直接的な影響を与えるコンサルティングや内部監査の受託等を行わない。 また、審査員および関連要員の利害関係を識別・評価し、公平性に影響を与えるおそれがある場合には、審査への従事を制限または禁止する。
(3)審査・認証決定の中立性
審査計画の立案、審査の実施、認証の付与・維持・更新・停止・取消等の決定は、技術的な判断および客観的な証拠にもとづいて行い、顧客との商業的関係や規模、所在地その他の要因に影響されない。 認証決定は、審査チームから独立した者が行う体制を維持する。
(4)公平性を脅かす要因の特定と対応
当社は、組織内外の活動・関係に起因する、公平性を脅かすおそれのある要因を継続的に識別・分析・評価する。
評価の結果に基づき、必要な是正・予防措置を講じ、その有効性を確認する。
(5)情報の取り扱いと差別的取扱いの禁止
当社は、顧客情報および審査結果等に関する情報を情報セキュリティ方針に従い適切に管理し、特定の利害関係者の利益のために不当に利用しない。 また、顧客の規模、業種、所在地、取引関係などによって、審査・認証に関する不当な差別的取り扱いを行わない。
(6)公平性確保の仕組みとレビュー
当社は、公平性に関する責任を明確にしたうえで、必要に応じて専門家等の意見も取り入れながら、当社の審査・認証活動における公平性を定期的にレビューする。 内部監査およびマネジメントレビューを通じて、公平性確保の仕組みの有効性を評価し、継続的な改善を行う。
以上
制定日:2025年11月21日
東京スタンダード株式会社
上級経営責任者 植山茂孝